年中行事

恩澤寺では毎年、年中行事として「春季彼岸会」「盂蘭盆(うらぼん)会施餓鬼供養」「秋季彼岸会」「達磨忌」の法要、毎月1回の坐禅会を行っております。
追善供養、年回法要(法事)に関するご相談も承っております。
詳しくはお問い合わせよりご連絡ください。

向獄寺蔵、国宝「向獄寺達磨図」

送迎について

行事ごとのお参りは送迎致します。また、本堂には足のご不自由な方用のイスもご用意しておりますので安心してお参り下さい。

会食について

恩澤寺では、行事ごとに季節の食材を用いた心づくしのお料理をご用意いたしております。最近では、「今度はどんなお料理かな」と、お参りになる方々の間で話題になっています。年中行事にお参りの際には是非お召し上がり下さい。

春季・秋季彼岸会

春分の日・秋分の日

【六波羅蜜】

お彼岸は、春分の日と秋分の日を中日として前後三日間の一週間をさします。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるようにお彼岸は年中を通して一番過ごしやすい時期です。このような心身ともに落ちつくことができる時期に私たちは悟りの彼の岸に渡るにはどうしたらよいかを考えます。
仏教では悟りへの道として六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を実践することを説いています。

  • 『布施』(ふせ) 人に施し安心を与えること
  • 『持戒』(じかい) 戒めをまもること
  • 『忍辱』(にんにく) 耐え忍ぶこと
  • 『精進』(しょうじん) 真面目に努力すること
  • 『禅定』(ぜんじょう) 坐禅をして心を落ち付けること
  • 『智慧』(ちえ) 物事を正しく見る心の目を持つこと

春分の日・秋分の日に報恩感謝の彼岸会施餓鬼法要を行います。

盂蘭盆会施餓鬼供養

八月十六日

盂蘭盆(うらぼん)とは、「逆さづりの苦しみを救う」という意味です。
お釈迦様の弟子で目連(もくれん)という神通力を持つ若者が亡くなった母親の姿を見たところ、餓鬼道に堕ちていることがわかった、そこで目連は母親を鬼から救う為、お釈迦様に教えられたとおり、僧侶たちをもてなしたところ、その功徳によって母親を餓鬼道から救い出すことができた、という故事に由来し、八月十六日に盂蘭盆会施餓鬼供養法要を行います。

達磨忌

十二月五日

臨済宗―禅宗の初祖である「達磨大師」(達磨さん)の命日に行う法要です。
達磨さんはお釈迦さまから二十八代目にあたり、インドから中国へ渡り、禅を広く伝えてこられました。
その達磨さんに対して深く感謝し、法を伝えることを誓い、約束する法要が達磨忌です。
この日は、本堂の正面に達磨さんの像を安置して法要を行います。

本来なら十月五日が命日ですが、恩澤寺では農繁期をさけ、十二月に法要を行います。

坐禅会

坐禅の本来の目的はあくまでも『自身の仏性を自覚する』ということです。
坐禅をしたからといって忍耐力や精神力、はたまた超能力といった特別な力が備わるというものではありません。
現代社会で生きる私たちは、「喧騒と欺瞞の中で生きている」といっても過言ではありません。
その都度、変化する環境に左右されずに「とらわれない心」をもち「自身が仏」であることを自覚するために坐ります。
坐禅会は毎月第1日曜日、午前6時から本堂にて行っています(約1時間半)。
直接お越し頂くか、お電話にてご予約ください。
また、メールフォームでもお申し込みを受け付けております。コチラよりお問合せページに移動頂き、お問い合わせ項目を「坐禅会」と選択の上、必要事項を入力し、ご応募下さい。

お電話は 0790-62-0763 まで。
ご質問なども受け付けております。お気軽にご相談下さい。

兵庫県宍粟市山崎町上寺174